真空含浸は新たに全自動化された2段階処理によってさらに簡易化しました

省スペースの R-FL-Duplex+ は床面積と光熱費を節約すので複数部品や単一部品処理に最適です。

Ultraseal International は世界で得ている高い評価に応えて真空含浸技術の最先端で活躍しており、ドイツ、デュッセルドルフの GIFA 2015で発表された新しい2段階処理もその一例です。

当社の技術者は設計を一新し、含浸処理品質に一切妥協することなく、真空含浸処理の3段階中から1段階を完全に排除することに成功しました。

R-FL-Duplex+ と名付けられた本製品は従来型の鋳物含浸処理装置よりも工場内に占める設置面積が大幅に小さく、省エネで廃棄量が少なくロボット工学技術の採用で完全自動化されています。本機は単一部品処理に最適ですが、構成を変えることで複数部品を処理することも出来ます。

Ultraseal International の社長、Gary Lloyd 氏は語ります:「Ultraseal International は金属鋳物部品の封孔技術に飛躍的な発展を遂げることで、さらに多くの利点を今一度お客様にお届けすることになりました。

「最新の革新技術はまさに画期的です。当社の2段階含浸処理は Ultraseal のリサイクル型シーラント技術におけるすべての利点を備えつつスペースとコスト面で付加価値を提供します。」

GIFA 2015へお越しの皆様にはロボット処理による新 R-FL-Duplex+ をご覧いただけます。Ultraseal のスタンドはホール11、F26にあり、展示会はドイツ、デュッセルドルフにて6月16日~20の開催です。

封孔シーラントでの真空含浸は信頼性の高い恒常的なソリューションを金属鋳物部品に提供するので、ダイカスト製造におけるダイカスト処理において重要な後処理となります。巣穴や微細な空隙、つまり鋳造加工中に生じる微細な穴は漏れ経路が形成されてしまった場合には深刻な問題を呈します。

含浸は通常3段階で処理されます。1段階目では部品をオートクレーブに入れて真空状態にし、シーラント液が導入される前にエアを真空引きします。2段階目では部品を冷水洗浄サイクルで洗浄し、最後の3段階目に部品を「熱硬化タンク」に移動して、ここで巣穴や微細な空隙内の液体が熱により固体化した柔軟なプラスチックとなります。

R-FL-Duplex+ の成功は英国、コベントリーにある Ultraseal 本社にて開発された革新的な化学薬品にあります。当社の研究開発はすべてここで行われています。ツインモジュール本機は市場を先導する Ultraseal のリサイクル型シーラント、Rexeal 100™と併用できます。

Ultraseal International のテクニカル・マネージャーの Kevin Siviter 氏は語ります:「従来的には含浸後専用の洗浄モジュールで、含浸の最終段階前に部品を確実に清浄します。

「しかし、ここに違いがあります。洗浄ステーションというものがありません。つまり、部品はオートクレーブから直接熱硬化タンクに行きます。R-FL-Duplex+ には新しい熱硬化再生工程があります。

「お客様は 安定性と清浄性において 3モジュール式機械と同様の含浸品質を得ることが出来るにも拘らず、3分の1のスペースが削減され稼働に要するエネルギーも低減し、生産スループットも向上します。

「極めて堅牢な連続リアルタイムの処理なので、当社リサイクル型シーラント技術のすべての利点を提供します。」

Ultraseal は数十年間真空含浸技術を先導してきましたが、今もなお、技術を変革し続けています。

本社を英国に構えた当社は中国、インドにてジョイントベンチャーを運営しており、米国での事業運営、日本のオフィス、そして世界各地に22の販売代理店を設けています。さらにドイツ、フェルデンに位置する有名な受注処理工場 Sterr & Eder Industrieservice GmbH とも提携しています。

GIFA では Sterr & Eder 社と Lubrolene と並んで展示されています。ルブローレンは日本の青木科学研究所開発の無水ダイカスト離型剤で、Ultraseal がヨーロッパ独占販売権を得ています。

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